としどしの ものがたりあり こころうち こいすることで ひとかわるなり

こしいたみ うんどうひかえ いっかげつ ようやくしどう ふっかつちかし

ゆうがたの あめあがりには せみのこえ あつさがここに もどりくるなり

やすらぎは おもえばそこに あるのかな いかなるときも たのしむがかち

われただす われをしること われかわる われはどこへか われこころうち

ぶきようは きようなのかも おもいける かみひとえでは ないのだろうか

とまらない おもいこみあげ いえをでる きづけばここは おんせんちたい

あのひとは こんなところで とまらない おもえばちから わいてくるなり

ほしのかず いきかたくらし あるけれど どれもこれもに どらまありけり

あるけない げきつうはしり いたいなり にしゅうかんも つづいてるかな

あめあがり かおりがわれを つつみける たいようひかり あせがながれる

なにもせず とまっていれば そこまでで うごいていれば みちはひらける

たのしむか ながされるかは おのずかな のぞむはときを じゆうにかける

やつはくる かさかさおとを たてながら ときにはばたき とっしんありき

またひとつ しっぱいかさね つよくなる おおきなかべを こえてみせるさ

よるのかぜ いまをつつみし ほっとする てんをあおいで あすをみつめる

ゆのいわに のぼりせのびで はなびみる なつのとうらい かんじてえがお

やさいたち のびのびそだち みずをまつ はらをすかせた わがこのように

ひるとよる ぎゃくにありて なくこまり こともどしたき あせたらすなり

いいけしき みているだけで なごやかに あとどのくらい みれるのだろう

ゆめをおい やぶれるひとと つかむひと あきらめるひと しんねんのひと

いきるいみ うまれたりゆう かんがえる きっとだれかの やくにたつため

ときかたる やるやらないは じゆうだよ わたしはすすむ とまることなし

ときかたる むだにしたのは あなただよ わたしはいつも とまらないだけ